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スマートフォンは何年使うの?というお話

  • 2024年1月19日

加藤です。

CNET JAPANより

「Galaxy S24」シリーズ、7年間のソフトウェアアップデートを提供

https://japan.cnet.com/article/35214018/

CENT JAPANより引用

 サムスンの最新ハイエンドスマートフォンであるS24が発表されると同時に、なんと7年間のソフトウェアアップデートが保証されるという発表もされました。内容としてはOSは7世代、セキュリティーアップデートは7年間というもので、もうスマートフォンを数年おきに買い替えるという時代から買ったら長期間使っていくというパソコンと同じフェーズに入ってきたといえるのではないでしょうか?

 もう価格的にも下手をするとPCよりも高いということもありますし、バッテリーの劣化も昔よりも圧倒的に抑えられておりますので、5年ぐらいであればハードウェアとしては普通に使えてしまうところにソフトウェアもしっかりサポートされるとあれば長期間の使用を前提にハイエンドモデルを買うとのも十分に選択肢として考えてよいのではないでしょうか?

 技術の停滞という側面もあるので7年とはいわずとも5年はやはり問題なく使える期間と考えてよいでしょうが、ここで日本のキャリアの販売方法がネックになります。短期間で買い替えを促進するプランが多く、それにより負担を少なくするというレトリックが使われているので、せっかく長く使えるハードウェアなのに以前の消費商品の感覚のままというのがなんとも複雑なところです。まぁ、36回などの分割にすればいいという話はありますが使用想定期間次第というのもありますので、ユーザーとしては悩ましいところです。

 ちなみにGoogle pixelもロングライフでのサポートを打ち出していきおりますので、今後モデルライフサイクルが長くなっていくということもあるかもしれません。

 性能が頭打ち状態になれば製品の使用寿命はどんどん伸びいていきます。そんな製品をどう使っていくか?はユーザーがしっかりと考えるべき時期にきているかもしれませんね。それに提供側のメーカーもどういう製品ライフサイクルを作る出すか?を真剣に考え直す時期なのかもしれませんね。