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せめてメガネで

  • 2024年1月10日

先日、Appleは「Vision Pro」の米国での発売日を2024年2月2日とすることを、発表しました。

残念ながら、日本での発売は2024年後半になるとのことですが、
Appleが久々に提供する全く新しいデバイスが、いよいよ一般の手に渡るわけですね。

まあ価格は、現地の価格で約50万円という例によってお高い訳ですが、
割高とみるかコスパがいいと見るかは意見が分かれるところです。

そのためには、このVision Proなるヘッドセットが”何者なのか?”というのを
理解する必要があります。

その一つとして、Appleが用意したVisonProアプリ開発者向けの公開ガイドラインに
面白い記述があります。
それは、「Vison ProをAR、VR、MR、と呼ぶな」と。
ちなみにそれぞれ、
・AR:Augmented Reality(拡張現実)
・VR:Virtual Reality(仮想現実)
・MR:Mixed Reality(複合現実)
と言うらしいです。

じゃあ、Vision Proはなんと呼ぶかというと、
「Spatial Computing(空間コンピューティング)」と呼べとのこと。

同じようなもんじゃんと思いますが、
確かにVision Proのプロモを見ると、Appleの言わんとしたいことが、
なんとなくわかります。

今までモニターの中で行っていた作業を、
空間全体を使ってやりましょうと。

もちろんその中で映像を見てもいいし、ゲームをやってもいい。
同時に広大な空間の中でWEB会議やExcelなんかも開いて作業できる。
こういう使い方なら、普段のモニターの置き換えとしてイメージしやすいです。

果たしてAppleが提案する新しいコンピューティングは
どのような行動、生活の変化を私たちにもたらしてくれるのでしょうか。
もしかしたらスマホと同じぐらいかそれ以上の変化を与えるのかもしれません。

ただ、どうしてもあの外観はちょっと(苦笑)
重そうだし、窮屈そうだしで、装着し続けるのは限界がありそうです。
せめてメガネ型がいいな(笑)