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エアコンの自動洗浄が進化しているお話

  • 2023年9月8日

加藤です。

ダイキンウェブサイトより

水内部クリーンとは?(ルームエアコン)

https://www.daikincc.com/faq/customer/web/knowledge2983.html

ダイキンウェブサイトより引用

 最近、作業部屋のエアコンが故障して新しい機種に買い換えたのですが、その機種選びで各社見てみたところ、どうやら内部クリーン機能が数年前とは全く違うことに気がつきました。それというのがエアコンの大きな部品である熱交換器を水であったり凍結させたりで自動で洗浄するというものです。

 各社ごとに仕組みが微妙に違いますが、水で洗浄するか一度凍結させて急速に溶かして汚れを落とすかが主流で、どちらも熱交換器を水を使って洗浄するということは同じです。

 さて、この熱交換器の洗浄というのが、従来は結構汚れが溜まり、エアコンの効率を落とす原因になっており、フィルターは自動清掃しても熱交換器は手動か業者でという形でしたが、最近の上位機種だと上記のように熱交換器までも自動で洗浄してくれというのは技術の進歩を感じます。

 とはいえ、完全ではないので、定期的な状況チェックと簡単な清掃は必要でしょうが、それでもないもしないで放置しているよりはどれだけよいことかと。

 この手の自動洗浄機能は構造が複雑で業者が清掃しずらいと言われますが、利用者側からすれば業者に頼むのが前提になってしまう時点でどういうこと?!と言いたくなる気持ちもあり、また、自動清掃・洗浄である程度よい状態が保たれ、最低限のお手入れで済むとすればそのほうがよいというものです。

 なお、この手の機能を搭載した機種はやはり安くはありません。手間を取るか価格を取るか、ここはユーザー次第ではありますが、個人的には初期投資で手間が減る方がよいかな?なんて考える次第です。