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雑草とは何か

  • 2024年4月11日

暖かくなってきましたね。
我が家の庭の花壇に植えたチューリップの球根も
今まさに花を咲かせようとしています。

普段の何気ない会話として、週末何してたみたいな話の中で、
「週末は庭の雑草を抜いていた」という話が出ました。

そのときふと思ったのが、
”雑草ってどの草のことだろう?”という単純な疑問でした。
特に植物や園芸に詳しくない私には、雑草がどの種を指しているのか
イメージできなかったからです。

気になっていつものWiki先生に聞いたところ、

社会学的な考えでは、農耕地などで作物以外の、の意図にかかわらず自然繁殖する植物[1]、景観を損ねる所に生える人に望まれない植物など、間接的、直接的に損害を与える所に生える植物のことを指す場合が多い。社会学的な雑草の定義は個々の人間の主観、価値観により変わり、どの種が雑草であるかの定義も人それぞれである。

Wikipedia

てなことが書いてありました。
そうか、種という概念では雑草というグルーピングはできないのねと、
恥ずかしながら初めて知りました。

ちなみに「雑草ってどの草のこと?」と数人にきいてみたところ、
「自分が植えていない植物全般」と答える人が多かったです。

花壇に勝手に生えたたんぽぽは可愛くてキレイだけれども、
その定義でいくと雑草にカテゴライズされ、駆除の対象になるというとですね。

ではたんぽぽ畑に生えているたんぽぽは?
そう、この場合は雑草ではない。

創造主が意図しないものは歓迎されないと考えると、
ちょっと寂しい気もします。
まあ、人がコントロール可能な範囲のものは美しく、
その範囲を超えると怖いや汚いという感情は、生物的に合理性があるのかもしれません。