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発達障がいのある子でも使いやすいランドセル

  • 2023年9月27日

皆さんこんにちは。香取ふみです。

本日は「ラン活」の話題です。

ここ数年少子化にも関わらずランドセル探しがどんどん激化しており、探し始めるタイミングも年々早くなっていますよね。私がランドセルを使っていた頃は色も限られていましたし、デザインも似たり寄ったりでそれほど拘ることなく決めていたイメージでしたので時代が変わると色々なものが進化し変化していくとお思い知らされます。

このランドセルは知的障がいや発達障がいのある子も使いやすい、「やさしいランドセル」をコンセプトとしています。

知的障がいや発達障がいのある子も使いやすい、ヒュンメルの「やさしいランドセル」、受付期間を延長 – こどもとIT (impress.co.jp)

こどもとITより引用

手先が不器用だったり、力が弱かったりして、ランドセルを持ちたくても使えない子どもがいるという話をきっかけに開発をスタートした商品ですが、軽量化されていたりファスナーの引手が大きくされていたりと、どんなお子さんにも使いやすい仕様になっているのではないでしょうか。

また、発達障がいの中には整理整頓が苦手で、忘れ物が多いという傾向や課題があるため、忘れ物防止に繋げるバッグインバッグも開発したとのこと。

これは障がいの有無に関わらず、中々自分で準備が出来ず時間のない親との間での軋轢をうむという悪循環を少しでも解消することにも繋がるのではないでしょうか。

収納スペースごとに入れる荷物をイラストカードで表示し、曜日や季節、学年や行事に応じて増える荷物にも対応しているので、その時々に必要なものをカスタマイズ出来るのも便利ですよね。

沢山の商品のあるランドセルですが、障がいに目を向けた商品はあまりないように感じます。

ある調査によると発達障がいのあるお子さんは20人に1~2人の割合でいらっしゃるそうです。そうしたお子さんの中にはこのランドセルの機能によってよりスムーズに小学校生活を迎えることが出来る子もいるのではないかと思います。多様性の中で様々なニーズをデザインに反映し、より良い商品になっていくと良いですよね。

それではまた次の記事でお会いしましょう。