現代において働く上でITは欠かせないものとなっています。
仕事をする中でほとんどの人がPCをはじめ何らかのカタチでITを利用していると言ってもいいでしょう。
しかしながら、ITはそれを利用するために最低限の知識が必要になります。
仕事 ← IT ← 知識
こんな感じでしょうか。
RPGゲームと同じですねw
魔王を倒す ← 魔王を倒すには銀の剣が必要 ← 銀の剣を得るにはお金が必要 ← 雑魚キャラを倒すとお金が得られる
あっ、こっちのがプロセスが多くなった(笑)
言うなれば
「ITという剣を使って仕事という魔王を倒す」ために「ITの剣を使う知識がいる」
ということかもしれません。
ここで大事なのは
「魔王をたおす」のが目的であって「剣を使う」のは手段であるということです。
魔王が剣以外の方法で倒せるのであれば、そっちの方法で倒してもいいし、むしろそっちの方法の方が簡単なのであれば、わざわざ剣を使う意味など無いのです。
当たり前の話ですが、ことITではしばしばこれが混同されます。
”とにかくシステム導入するんじゃー” ”とにかくクラウドにするんじゃー” ”とにかくAIで・・・(以下略)
新しいワードが日経なんかに乗ると、こんな経営者や上司の声が社内にこだまします。
こんなときはちょっと一呼吸おいて、
・今の業務のどの部分が置き換わり、それによって誰の何が嬉しくなるのか
・何がプラスとして生み出されるのか
を改めて考えてみましょう。
剣のコレクションで終わってしまわないよう、「目的は何だったか」を常に見失わないようにしたいですね。