サイバーセキュリティに関する情報を提供している機関はいろいろあります。
例えばこのブログでよく登場する情報処理推進機構（IPA）や、
内閣サイバーセキュリティセンター（NIAS）などなど。
そして国民の安全を守る代表的な機関である”警察庁”も、
実はサイバーセキュリティに関する情報を公開しています。
その名も「サイバーセキュリティインフォメーション」と銘打って、
より利用者に近い目線で色々な情報を公開しています。
Emotetやランサムウェアの情報からスマホを使ったネット詐欺、
またWi-Fiルーター利用に関する注意点など、
他の機関とは違った視点で書かれているのが興味深いですね。
その中でも面白いのが「フィッシング110番」というページ。
通常の110番の感覚で、フィッシング詐欺に遭ってしまった時に、
その状況や被害などを届け出るページです。
警視庁ならではですね。
もはやインターネットは刃物などと同じく、
間違った使い方をすれば、安全を脅かす道具になってしまいます。
そういう意味では、もっと警視庁がサイバーセキュリティの
情報発信をしてもおかしくないですね。
悪いのは”道具”ではなく、間違った使いかをする”人”なのは
いつの世も変わりません。
