IPA（情報処理推進機構）。 度々このブログでも登場していますね。
情報セキュリティの発信をはじめ、 ITに関する様々なホワイトペーパーや
調査白書などを公開し、 日本のIT業界に貢献しています。
何かわからないことやセキュリティの情報収集は、
まずIPAのサイトを見ろと言ってもいいぐらいです。
そんなIPAのサイトが若干炎上しています。
というのも3/31にサイトをリニューアルしたのですが、
その際に大量のリンク切れが発生したとのこと。
リンク切れと言ってもサイト内のリンクが切れているのではなく、
記事自体のURLが変更になったたことによる外部からのリンク切れです。
これは旧URLにアクセスした場合に新URLへリダイレクトする機能を、
全ての記事ではなく、一部の記事に絞って実装したため。
まあ全ての記事を個別にリダイレクトさせるというのはあまり現実的ではないので
重要な記事に絞ってというのは特におかしなことではないですが、
Google検索した場合旧URLが表示され、それをクリックすると実際はURLが変わっているため、
「404 Not Found」で記事に辿り着けないという事象と、
同様にサイト内検索もGoogleの過去URLが表示されるという、
かわいそうな事態が重なり、”IPA何やってるんだ”という意見が多いですね。
Googleの検索結果については反映まで一定時間かかるため、
ここを攻められるとちょっとかわいそうな気もします。
ついには、Webサイトリニューアルに係るお詫びと対応について
という謝罪文まで掲載する始末に。
要件定義が甘かったと言えばそれまでですが、
プチ炎上にはちょっと同情します。
WEBサイトも製品もユーザーニーズの把握は難しいですね。
