新しいウェビナーが追加されたことに伴ってポリシーの設定及び動作が変わるという話です。
まず結論から言うと、
・新ウェビナーが気に入っていて、ユーザーに使用を許可したい場合、AllowWebinarをONにする。
・登録が必要なウェビナーのみを利用させたく、新ウェビナーを使用させたくない場合、AllowWebinarをOFFにしてAllowMeetingRegistrationをONにする。この場合、Teamsの会議新規作成時のオプションにはウェビナーを作成するというオプションは出ないので、「参加登録が必要な会議」を作成する必要がある。
という設定をする必要があります。
そもそもウェビナーの新しいエクスペリエンスに関してですが、
・ウェビナーに対するユーザーの参加をRegistration(登録)と呼んでいる。
これがこの文章の一番の難点で、逆にここだけ分かれば大体読めます。この登録は、組織のユーザーのみが登録できる設定と、匿名ユーザー含む全てのユーザーが登録できる設定があります。
・現状、ポリシーの設定で会議やウェビナーに登録できるユーザーを絞っているテナントもあるが、それは新しいウェビナーエクスペリエンスには適用されない。(新しいエクスペリエンスでは、ウェビナー及び会議を制作した人が参加できるユーザーを決められます)
さて今回アップデートポリシーですが、AllowMeetingRegistrationとAllowWebinarという値があり、現状はAllowMeetingRegistrationという値がウェビナー全体の作成を許可するかどうかを左右していましたが、今後はこれがウェビナーの作成そのものとは分けられ、
・AllowMeetingRegistrationは、「どのユーザーが参加登録できるかどうか」のオプションが表示されるかどうかのみをコントロールする。
・AllowWebinarは、Teamsのドロップダウンから、新しいエクスペリエンスが適用されているウェビナーの新規作成オプションが表示されるかどうかのみをコントロールする。
ようになるようになります。
とはいえ、どういうことかよく分からない場合、冒頭のオプションを参考に設定すればOKです。