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MC535700 IT Admin Policy Change for the New Webinars experience on Teams 要約

  • 2023年4月4日

新しいウェビナーが追加されたことに伴ってポリシーの設定及び動作が変わるという話です。

まず結論から言うと、

・新ウェビナーが気に入っていて、ユーザーに使用を許可したい場合、AllowWebinarをONにする。

・登録が必要なウェビナーのみを利用させたく、新ウェビナーを使用させたくない場合、AllowWebinarをOFFにしてAllowMeetingRegistrationをONにする。この場合、Teamsの会議新規作成時のオプションにはウェビナーを作成するというオプションは出ないので、「参加登録が必要な会議」を作成する必要がある。

という設定をする必要があります。

そもそもウェビナーの新しいエクスペリエンスに関してですが、

・ウェビナーに対するユーザーの参加をRegistration(登録)と呼んでいる。

これがこの文章の一番の難点で、逆にここだけ分かれば大体読めます。この登録は、組織のユーザーのみが登録できる設定と、匿名ユーザー含む全てのユーザーが登録できる設定があります。

・現状、ポリシーの設定で会議やウェビナーに登録できるユーザーを絞っているテナントもあるが、それは新しいウェビナーエクスペリエンスには適用されない。(新しいエクスペリエンスでは、ウェビナー及び会議を制作した人が参加できるユーザーを決められます)

さて今回アップデートポリシーですが、AllowMeetingRegistrationとAllowWebinarという値があり、現状はAllowMeetingRegistrationという値がウェビナー全体の作成を許可するかどうかを左右していましたが、今後はこれがウェビナーの作成そのものとは分けられ、

・AllowMeetingRegistrationは、「どのユーザーが参加登録できるかどうか」のオプションが表示されるかどうかのみをコントロールする。

・AllowWebinarは、Teamsのドロップダウンから、新しいエクスペリエンスが適用されているウェビナーの新規作成オプションが表示されるかどうかのみをコントロールする。

ようになるようになります。

とはいえ、どういうことかよく分からない場合、冒頭のオプションを参考に設定すればOKです。