iPhone及びAndroidのOutlookに、職場アカウントか学校アカウントでログインする時に、Authenticator Liteを使用してマルチファクタ認証が出来るようになるというお話です。
5月26日に全てのテナントで有効化されますが、それが嫌な場合、該当の機能を一括で無効化するもしくはグループに対しての設定をしておく必要があります。
英語ポイント
This feature will move to general availability in late April 2023. とありますが、これの解説は
What you need to do to prepare:}
Starting mid-March,
以下からで、そこでMSのシナリオを解説している感じです。一言で言っちゃうと5/26まではなにもしなくても良いけどそれ以降勝手にONにされるので、嫌な場合、最初に書いた通りAzure AD上で無効化するかユーザー/グループごとに設定する必要ありです。
一応書かれてることを要約すると、
・3月中旬ごろから該当機能のプレビュー期間が始まり、管理者はAzure AD経由で「ユーザーがOutlookを使用する際にAuthenticatorで認証しないといけなくなる」、という機能を有効化するかどうか選べる。Authenticatorを使用していないユーザーはかなりイケてないので有効化することを強く推奨する。
・当機能はデフォルトでは”Microsoft による管理“の状態でロールアウトされる。(https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/authentication/concept-authentication-default-enablement#microsoft-managed-settings)
プレビュー期間では、”Microsoft による管理“のデフォルトで当機能は無効化されている。4月以降はプレビュータグが外れ、当機能のgeneral availability版(ほぼ製品版に近いβ的なもんです)がリリースされるが、ここでも”Microsoft による管理“上で当機能はデフォルトでは無効化されている。しかし、5月26日以降は”Microsoft による管理“上で当機能がデフォルトで有効化される。
って感じです。
わりと細かい仕組みの部分の説明なので読まなくても良くて、5/26までにどうするか決めればいいというお話です。