加藤です。
Pixelより影響大？ Windows 11標準ツールで編集した画像から元画像を復元できると判明
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1487728.html
Internet watchより引用
Windows11の標準スクショツールである「Snipping Tool」に、なんと元画像が残ったままになり、復元できてしまうという不具合が発覚いたしました。
なお、条件としてはフォーマットがPNGの場合のみとなり、編集したのち上書きをした場合に発生するとのことです。JPEGについても復元はできないがデータは含まれている可能性があると指摘もされています。
この問題はマイクロソフトも把握しているとのことで、修正版の提供が予定されていますが、既に上書きで作成してしまった画像は自動で修正されることはないので注意が必要です。
先日、Pixelでも同様の問題が発覚したので、ある種ファイルフォーマットの脆弱性の一部なのかもしれませんが、どうにも困ったものです。黒塗りにしたりカットしたものがそのまま残っていて、渡した相手が復元できてしまうとなれば情報漏洩にもなりかねません。
心当たりのあるファイルについては削除するか一旦開いて別名で保存するという形で対処は可能ですが、誰かに渡してしまったものは相手の善意に任せるしかないですね。ウェブサイトへの公開画像については一旦非公開が望ましいでしょう。
よく使うツールだけにこのような事態が発生するとてんやわんやとなりますが、冷静に対処することも大切だったりします。なお、普段から上書きでなく別名で保存するクセをつけておくのも一つの対処策かもしれませんね。
