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開拓者は独裁者へ

  • 2023年3月13日

普段私はiPhoneで音楽を聴いています。
以前はMacのiTunesでCDを取り込み、「iPod」へ音楽を転送し聴いていました。
(懐かしい・・・)

やがてiPodの機能はiPhoneへと移り、
CDからの取り込みからiTunesで直接楽曲を購入するようになり、
いまではApple Musicでさまざまな曲を聴いています。

CDからデータへの変革は音楽の持ち運びに自由を与え、
iTunesでの購入やApple Musicのサブスクは、
音楽にスピードと拡張性を与えたと思っています。

私がAppleの音楽に対するイメージは、”開拓者”であり、
ある意味、音楽を開放した解放者でもあると思っています。

しかし、これはあくまで私のイメージであって、
特に年代が変わるとイメージも大きく変わります。

”いま世間ではAppleは音楽の独裁者であり、
その独裁者に対峙するSpotifyという真の音楽の解放者”

これは衝撃でした。
しかし、言わんとしていることは理解できます。

自分が体験してきた歴史と、
いまサービスを受ける上での評価は、
必ずしも一致するものではないようです。
過去は過去であり、
現時点で誰にどんなサービスを提供できているか。

プロダクトに携わる者として、
肝に銘じると共に、この構図が、
実はいろんなところで起きているのではないかと思いました。
例えば社内とか。