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結果にコミット?

  • 2023年3月9日

こんにちわ、絶賛リバウンド中のRIDERです(泣)
実は私の周りでライザップをやっている人がけっこういて、
みんな軒並み効果が出ています。

いや、別にライザップのCMをしたい訳じゃなく、
ライザップのキャッチコピーである「結果にコミット」という言葉は、
直感的に効果をイメージさせると共に非常にキャッチーで、
よくできたキャッチコピーだなと思います。

サービス発注側として、”結果にコミット”してもらえるのは望ましいことですが、
それが必ず消費者に利益をもたらすかと言えば、
そうとも言い切れないケースもあります。

例えば映画の予告編の作成。
以前、予告編作成の仕事に携わる人へのインタビューで、
「一番やりがいのある時はどんなときですか?」
との質問に対し、
「面白くない映画にたくさん人を呼べた時です」
との答えであったのは、なんだか複雑な気持ちになりました。
確かに自分の実力が発揮された瞬間ではあるのですが、
発注者にとっては”結果にコミットしてもらった”のですが、
消費者にとってはどうなのでしょう。

同様に、”臨床試験の結果にコミットします”というような内容の
記事が出ています。
こちらはもっとセンシティブな内容ですね。
これはどう捉えたらよいのでしょう。

発注者と受注者と消費者。
それぞれの利害は実は一致していないのかもしれません。