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Google カレンダーでもクライアント暗号化が提供されるお話

  • 2023年2月20日

加藤です。

Google Workspace updateより

Client-side encryption for Google Calendar is now generally available

Google workspace updateより引用

クライアントサイドでの暗号化についてはGWSで徐々に実装されてきている
技術ですが、今回はカレンダーです。

ドライブやメールと同様に重要であり、漏洩するとマズイのがカレンダーです。

予定や連絡先などが満載のカレンダーこそ実は暗号化で守るべき情報だったりします。

しかし、このカレンダー割と現場では後回しにされたりします。
それどころか「もっと共有させろ!」「公開しろ!」
という圧力を多くの現場で見てきました。
もちろん共有したほうがよい予定もあるでしょうが、
あくまで会社内、もっといえば部署内に限った話であることがほとんどですし、
万が一外部に漏れたら重要度の高い情報漏洩になります。

にもかかわらずカレンダーのセキュリティー対策は後回しにされるのです。

どうしてもファイルやメールに気がいきがちなところ、
しっかりカレンダーを対応してくるGoogleさんさすがですよね。

機密情報を扱う現場にはいまこそGWSがオススメだと感じている私です。
セキュリティーと利便性は常にシーソーゲームなのですが、
現在のGWSはとても良いバランスを作っているように映ります。

自社の業務システムのセキュリティーが不安であったり、
そろそろ強化したいという方がいらっしゃいましたら、
ぜひGWSをご検討ください。

よくわからない!という方はぜひ弊社にお声掛けください。
最適な方法をご提示できる優秀なコンサルタントがおりますので。

本日は実は大切なカレンダーのクライアントサイド暗号化を実現した
Googleカレンダーのお話でした。