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スラング紹介

  • 2023年2月16日

意外と需要があるようなのでまたやっていきます!

For real リアルで 

日本語の「マジ」とほぼ同じです。マジと同じく、通常の文章でも疑問文でも使えます。

例:

“I really like this food!” “For real!?”  「この飯は本当に上手い」「マジでいってんの?」

“Elon Musk bought twitter for real” イーロン・マスクがまじでTwitterを買った

Get off my back おれの背中から離れろ 

実際に背中に張り付かれていたり、スタンド攻撃を受けている等ではなく、「まるでずっとお前が背中の後ろにいるかのようにうっとおしいから、ほっておいてくれ」という意味です。これはちょっと英語独特だと思います。 もっと汚く言うと Get off my ass!で、逆に他人を主語にしてGet off your assで重いケツをあげてとっとと(行動を)やりやがれ!という意味になります。

例:

“May I help you?” “Get off my back, thanks.”「助けがいりますか?」「いいからほっといてくれ」

Woke 目覚める 

awakeがwokeに変わったもので、ポリコレ的な社会的な問題に対して意識が「目覚めた」という意味で使われます。元々2008年のエリカ・バドゥのMaster Teacherの歌で出てきた言葉で、「支配的な価値観を常に疑い自分の感性を磨きそれを信じろ」といった意味で、それが黒人コミュニティで使われている言葉でした。

歌詞一部引用:

Even when the preacher tell you some lies
And cheatin on ya mama, you stay woke
(I stay woke)

宣教師が嘘を付き、お前のママを騙したとしても、お前は目覚めたままでいろ(俺は目覚め続ける)

それがBLMや近年のポリコレ運動の中で、「社会的正義に対して目を瞑らない」という文脈で使われるようになりました。基本的には良い意味で使われますが、転じて「知識や根拠が乏しい意識が高い系」といった意味の罵倒でも使われます。紹介しといてなんですが、社会思想が強めの例文ばっかなので興味がある方はwoke slang等で調べてみて下さい。