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あたるも八卦、当たらぬも八卦

  • 2023年2月13日

占いなどで耳にする言葉ですね。
この”八卦”というのは中国の易を用いた占いで使われる図形で、
転じて占いそのものを示します。
なので、”あたるも八卦当たらぬも八卦”という言葉は、
”当たるのも占い、当たらないのも占い”
となり、意味としては「占いを信じるのはほどほどにしとけよ」
ということになります。

では、的中率50%の天気予報はどうでしょう?
この天気予報は見る意味があるのでしょうか?
あんまり見る意味ない気がしますね。

では50%の故障予兆率だったったらどうでしょう?
壊れるか壊れないか50%です。
これは意味があるのでしょうか?

この場合は一定の意味があります。
半分は空振りに終わりますが、
50%の確率で故障の予兆をキャッチできるからです。

その数字が多いか少ないかという話はありますが、
少なくとも発見する手がかりにはなる。

50%(半分)という数字に惑わされずに、
その数字からどんなアウトプットが出せるのか。
そんな視点で数字を捉えてみるのも面白いかもしれません。