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独占禁止です(キリッ)

  • 2023年2月10日

公正取引委員会というのあります。(いきなりですが)
これは、

公正で自由な競争原理を促進し、民主的な国民経済の発達を図ることを目的として設置された内閣府の外局(行政委員会)である。

wiki

とwiki先生も教えてくれています。
企業がその市場を独占し、競争がされなくなることによって
生まれるユーザーの不利益を回避するため、
「独占禁止法」という法律を基に、日々目を光らせています。

そして今回公正取引委員会(以下公取)が目をつけたのは、
スマートフォンのOSです。
言わずと知れた、「iOS」と「Android」ですね。
AppleさんとGoogleさんです。

この二つのOSが市場を独占して新規参入を阻み、
競争が十分に行われない状態になっているというのが、公取の見解です。

まあ確かに、この二つ以外のOS以外ほぼ市場にないですし、
あたっとしても積極的に使おうとは思いません。
だってマイナーOSで使えるソフトのなんて少ないでしょうし、
対応しているサービスも少ないからです。

この状態が独占と言われればそうかもしれません。
ただ、利用する側としては、デバイスやOSが共通であった方が
コストもかからないし、使う上での利便性はいいように思います。

ただ、独占状態になってしまうと、企業の匙加減一つで
いろいろなことがコントロールされてしまうというのも
リスクとして理解できます。

いろんなプラットフォームが乱立されても困るし、
独占でも困ると。
この問題も要はバランスなのでしょうか。

解決の一つとして、
”iOSやAndroidをオープンソースとして公開し、カスタマイズ自由にする”
みたいなことになるといいかもしれませんが、
ぜーーったいしないでしょうね(笑)

利便性と自由と競争。
今回の公取の見解に対し、スマートフォンOSが
どのような動きになっていくのか。
注目していきたいですね。