「USB紛失」と続きます。（ちょっと可哀想ですが）
実際、google検索で”尼崎市”と入力すると、”USB”とサジェスト（補完候補）が
表示されるので、しょうがないという気もしますが（苦笑）
さて、そんな尼崎市、今度はスマホ紛失で
再び話題に上がってしまいました。
市から貸与されたスマートフォンを
酔っ払って免許証や財布ごと紛失してしまったとのこと。
しかも発覚を恐れ、自分で探した挙句見つからずに、
紛失から11日後にやむなく上司に報告したという、
これまたコンボ技が決まってしまいました。
結局スマホは落とし主の自宅近くで発見されましたが、
そのスマホにどんなデータが入って（アクセス可能で）いて、
どんなセキュリティ対策が施されていたかは公表されていません。
（そこけっこう重要だと思うんですが）
ただ、紛失した職員も紛失に気付いた時、
やはりUSB紛失事件が頭をよぎり、なんとか自分で探し出そうとした
ということです。
まあ良くはないですが、想像できる反応ですよね。
紛失そのものは、ある意味ミスとも言えますが、
報告しなかったことは故意です。
そして発生を減らすのが可能なのは後者です。
すぐに報告を上げてもらうには、市や上司はどうすべきだったのでしょうか。
紛失はダメな事ですが、報告するのは良い事です。
この二つをきちんと分けてそれぞれ評価すべきでしょう。
それはつまり人に対する評価ではなく、行為に対する評価です。
「あいつはダメだ」で括ってしまったが最後、
なんの改善にもつながりません。
マネージメントにするのもされるのも人です。
お互いに成長できる職場環境でありたいですね。
