セキュリティ上重要な位置付けとなる「鍵」。
ドアとセットです。
ドア=ログインID
鍵=パスワード
物理的な鍵とパスワード。
実は物理的な鍵の方がセキュリティとしては堅牢だという意見があります。
確かに物理キーだったら鍵をちゃんと所持していれば
ある程度のセキュリティは確保されます。
パスワードのように総当たり攻撃なんかされませんしね。
じゃあ、ということではないですが、
Macがこの度のアップデートで物理キーに対応しました。
と言ってもAppleIDの認証用ですが。
これによって物理キーという”モノを持っている”ことが認証情報として使用されます。
以前少し触れた「所有情報」というやつですね。
物理キーという、言うなれば古い認証方法が
最新の技術で再び使用されるようになるのは
なにか感慨深いですね。
歴史は繰り返すと言いますが、
正確には違います。
繰り返すけど、必ず前回とは少し違う。
それは螺旋(らせん)であり、同じことをしているようで
実はすごく進化している。
いまレガシーと言われている技術も、
螺旋のように再び私たちの前に現れるかもしれません。
以前とは同じようで違うモノとなって。