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メモ書きマニュアルからの脱却

  • 2023年1月18日

いろんな会社でマニュアルを見ることがありますが、
一定数あるのが、”きっと作った人はわかるんだろうな〜”
という箇条書きのメモのようなマニュアル。

マニュアルというか、もやは注意事項集のような状態に
なっているものもありますね。

おそらく作った人にとっては、作業上の注意点が書かれた
非常に有用なものなのでしょうが、
マニュアルというには、やはりちょっと違います。

そういったマニュアルを、誰もが作業可能なマニュアルにするためには、
まず”フロー図”で書いてみるというのがおすすめです。

1つのアクションを1ブロックとして、
作業工程ごとにブロックを並べていきます。
当然、分岐も発生するので、その場合は分岐ごとに
ブロックを配置します。

そして出来上がったフロー図に最初の注意書きを付き足せば、
もう、マニュアルの完成です。

フロー図を作ることは、作業工程の棚卸しとなり、
その後の改善にも大いに役立ちます。
”この作業って必要?”なんて部分もみえてきて、
業務のスリム化にも貢献するでしょう。

「分岐の図形はこれで処理がこの形で・・」
なんて細かいことは後からでいいです。
まずは作業単位に分解して、並べてみるところから
始めてみましょう。

もしかしたらいままで気づかなかった、
改善点が見つかるかもしれません。