「目的と手段」
よく言われる言葉ですね。
物事を進めていく上で、
目的と手段をそれぞれ明確にすることは
非常に重要です。
「いやいやそんなことわかってるよ」
と誰しも思うのですが、
意外と混同してしまいがちです。
例えば、
”社内のPCを入れ替える”という話があったとします。
これは目的でしょうか?それとも手段でしょうか?
目的だとすれば、
PCを入れ替える目的を達成するため、
どうやって進めていこうか?と手段を考えます。
でもなんでPCを入れ替えるのでしょうか?
それはリースアップするからかもしれないし、
性能が低くなって業務に支障が出るからかもしれません。
こう見るとPCを入れ替えると言うのは
手段となります。
そう、自分が関わるレイヤーによって目的か手段かというのは
変わります。
しかしPCを入れ替えるということが目的であっても、
なぜそれを行うのか?という観点は重要です。
”とりあえず入れ替えればいい”と盲目的に作業を行うより、
作業の発生背景を理解することで
作業上の様々な判断の手助けとなることでしょう。
ただ、手段を目的ととらえると、物事が上手く進まないのも事実。
どこかで行き詰まる場合が多いです。
自分がやろうとしていることの目的は?その手段は?
よくよく吟味して行動したいですね。