可視化という言葉よく聞きますね。
”〇〇の可視化が重要だ”みたいな話は、
DX化の議論をする際には必ずと言っていいほど出てきます。
いろんな可視化がありますが、
・作業量
・納期
・プロセス
なんかがよく俎上に挙がりますます。
ただ、最も基本的なというか、可視化の第一歩のようなもので、
「スケジュールの可視化」というのがあります。
これはプロジェクトのような物だけではなく、
運用的な内容のスケジュールもあり、共に重要なものになります。
スケジュールの可視化で特にどんなポイントが重要になるかと言うと
・いま何をしているか
・それは予定通りなのか
が、客観的にわかることです。
これらがわかると、”もし遅れているならそれは何が要因なのか”や、
”その要因を取り除くためのプロジェクトアクション”を取ることができます。
なので、「期限が来たけどできませんでした。原因は〇〇でした」
という悲しい結末を避けることができます。
スケジュールの可視化なんて当たり前のように思うかもしれませんが、
共有化と合わせて、意外とできていないケースがあります。
そして共有化は早ければ早いほどいいですね。
(真っ当なプロジェクトであれば)
例え暫定の暫定であっても、
情報がゼロよりかは遥かに有益です。
「まだ確定してないから」とか、「仕様が決まらないから未確定」
だから出せないという意見もあるでしょうが、
それも含めて可視化してみましょう。
せめて”今何をしているか、どんな状態であるか”を
可視化するだけでも、ぼんやりと先が見えてくることがあります。
DXと大業に構えなくても、
まずはスケジュールの可視化と共有化から進めてみてはどうでしょうか。
今までと変わることが出てくるかもしれません。