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評価の需要性と難しさ

  • 2022年12月16日

評価と聞いてどんなことが浮かびますか?
まず真っ先に浮かぶのは査定などの”人事評価”ですかね。
ただ、さまざまなものに評価というのは存在します。

・人
・商品
・顧客
・仕入れ先
・材料
・製法
などなど

ということを考えると評価というのは、
仕事の上で非常に大きなウエイトを占める事に気づきます。

判断するためには評価は必須であり、
仕事をする上で何かを判断するということは日常的に発生します。

ただ、日常的に発生している評価を有効に活用しているかと言われれば、
必ずしもそうとは言えないですね。

まず評価を公表しているケースが少ないことと、
評価基準を明示できているケースが少ないことが挙げられます。
さらにその評価をプラスに活用しているケースも少ないですね。

評価というと、とりあえず減点方式で行ってしまいがちです。
誰が良いかというより、
誰がダメかという判断です。

まず減点法から何か生み出されることは少ないです。
いまある過剰なリソースを削減する時ぐらいでしょうか。
たとえそうだったとしても、リソース削減には必ず痛みが伴います。

積極的に活用したいのはプラスの評価。
誰がよかったのか、どこが良かったのか。
この情報は企業にとって有効な感じがしますね。

そしてそのプラスの評価をするためには客観的な評価基準と
高い評価のものを展開できる企業文化というか
プロセスが必要です。

せっかくコストをかけて作った評価を
マイナスだけにしか使っていませんか?
評価をプラスに使うことができれば、
企業としてのさらなる躍進が実現できるかもしれません。