評価と聞いてどんなことが浮かびますか?
まず真っ先に浮かぶのは査定などの”人事評価”ですかね。
ただ、さまざまなものに評価というのは存在します。
・人
・商品
・顧客
・仕入れ先
・材料
・製法
などなど
ということを考えると評価というのは、
仕事の上で非常に大きなウエイトを占める事に気づきます。
判断するためには評価は必須であり、
仕事をする上で何かを判断するということは日常的に発生します。
ただ、日常的に発生している評価を有効に活用しているかと言われれば、
必ずしもそうとは言えないですね。
まず評価を公表しているケースが少ないことと、
評価基準を明示できているケースが少ないことが挙げられます。
さらにその評価をプラスに活用しているケースも少ないですね。
評価というと、とりあえず減点方式で行ってしまいがちです。
誰が良いかというより、
誰がダメかという判断です。
まず減点法から何か生み出されることは少ないです。
いまある過剰なリソースを削減する時ぐらいでしょうか。
たとえそうだったとしても、リソース削減には必ず痛みが伴います。
積極的に活用したいのはプラスの評価。
誰がよかったのか、どこが良かったのか。
この情報は企業にとって有効な感じがしますね。
そしてそのプラスの評価をするためには客観的な評価基準と
高い評価のものを展開できる企業文化というか
プロセスが必要です。
せっかくコストをかけて作った評価を
マイナスだけにしか使っていませんか?
評価をプラスに使うことができれば、
企業としてのさらなる躍進が実現できるかもしれません。