みなさん「登山計画書」ってご存知でしょうか?
いきなりですが、登山をする人にとっては非常に重要なものです。
登山計画書とは、その名の通り登山に対する計画書。
その日登る山のルートやスケジュール、メンバーの住所、連絡先、装備品
などをまとめたものです。
登山道入り口にはこの登山系計画書提出用のポストが設置されており、
全ての登山者に対して提出を促しています。
これは何のためかというと、やはり遭難した時のためのもの。
通るルートがわかっていれば捜索も早いですし、
その分、生き延びる確立が上がります。
事前に登山計画書を作成することにより、
装備の確認や、メンバーの役割分担、
登山のペースの配分や休憩場所などが吟味でき、
遭難の確率が下がります。
登山計画書を作成し、提出することにより、
より安全な登山とすることができるのです。
しかしながら、必ずしも登山計画書の提出率は
必ずしも高いとは言えません。
生存率を高めるにも関わらず。
その理由として、
・作成の手間
・提出の手間
が挙げられます。
そんな中、ITを活用したある取り組みが発表されました。
それはスマーフォンで登山計画書を完結させるというもので、
注目すべきはこの仕組みで作られた登山計画書が、
正式な登山計画書として警察に受理してもらえるという部分です。
いやあ、素晴らしいですね。
詐欺だウイルスだのという話題ではなく、
命を救う手段としてITが活用されるのは嬉しいですね。
ITは道具です。
道具は使う人によってその役割を変えます。
どうか正しい用途で道具を使いたいですね。