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チャットは仲が悪い?

  • 2022年11月28日

もうすっかり仕事に溶け込んでいるチャット。
ビジネスチャットとう言い方もしますが、
TeamsやGoogle Chat、Slackなんかが代表的ですね。

自社で使うチャットは通常決まっていますが、
他社で使っているチャットは多岐に及びます。
”自社はTeamsで顧客先はSlack”だとか、その逆だとか。
チャットが異なるとやり取りはできません。

なのでPCにはさまざまな種類のチャットアプリが立ち上がり、
それぞれのアプリでやり取りすることになります。
なんだかなあという感じですね。
WEB会議なんかも同様ですね。

一番いいのは、
例えばTeamsを使っているなら、”TeamsのSlackアドイン”なんてものがあって、
Teams上でチャットが完結できれば理想です(その逆も)

しかし現在はチャット間を跨ぐ手段はありません。
”TeamsとSlackがやり取りできないなら相手の環境をTeamsにして欲しい”
というのが製造元の正直なところでしょうね。

ですので現段階では”複数のチャットを一つの画面にまとめる”
という手段が現実的になります。
スケジュールなんかではそのようなアプリがありますね。
OUtlookのスケジュールとGoogleカレンダーのスケジュールをまとめて
一つのカレンダー上に表示するやり方ですね。

ただ、チャットの場合だとお互いやり取りはできないので、
タブか何かを切り替えて表示を変えることになりますかね。
でもそれだとブラウザでタブを切り替えるのと何も変わりません。

メールはどうでしょうか。
outlookとGmailがやり取りできないなんてことはありません。
メールアプリもい1つのアプリで両方表示できる場合が多いですね。
同じ”メール”という一応標準の決まりごとがあり、
共にそれを利用しているため、このようなことが可能になっています。

そのうちチャットも標準的な仕様が策定されるのでしょうか。
ただそうなると、セキュリティ上のリスクは上がります。
ここは利便性とのバランスで難しいところですね。

まだまだ発展途上の「チャット」。
将来どんな形になるのか、想像して止みません。