製品開発をしていると、
”この機能はきっと喜ばれるだろうな”
と思って作る機能があります。
そして製品が形になり、いざ利用者に使ってもらうと、
自分が期待していたほど、
その機能に対する反応が薄いことがあります。
その反面、何気なく作った機能が、
思いのほか喜ばれたりすることもあります。
そういったギャップがないように
リサーチやトライアルを重ね、製品を作っていくのですが、
最近では、このギャップを発見することが楽しくなりました。
ギャップを発見するたびに、
また一つ製品が良くなっていきます。
そしてギャップを知ることで、
自分と他人の違いを意識し、
その違いを尊重できるような気がします。
違いは価値であり、それを提供できることも
やはり価値であるかもしれません。
”違いの数だけ人に喜んでもらえる”
そう思うと、普段の他人との関わり方も
少し違ってくるかもしれませんね。
