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ドローンの「レベル4」とは

  • 2022年9月22日

もうすっかりおなじみになった”ドローン”。
動画などで上空から映るカットは、ほぼドローンによる空撮です。

また、ドローンでレースを行う”ドローンレース”なども、
インパクトがある映像と共にその知名度を上げていますね。

そんなドローンですが、
運行方法でレベル分けされているのをご存じでしょうか。

レベル1:目視内での操縦飛行
→ラジコンみたいに人がドローンを見ながら操縦する
レベル2:目視内飛行(自動/自律飛行)
→その場に人はいるが、直接操縦はせずプログラミングなどで自動で飛ばす
レベル3:無人地帯における目視外飛行
→操縦者の立ち合いがなく、自動で人がいない場所を飛ぶ
レベル4:有人地帯における目視外飛行
→操縦者の立ち合いがなく、自動で人がいる場所を飛ぶ

と、4つに分かれていますが、
現在法律で許可されているのはレベル3の
”無人地帯における目視外飛行”までです。

つまり、誰も人がいないところで、事前のプログラミングや
センサーなどによる自律飛行まではOKよと。
実際に日本郵便が、福島県で郵便局間の輸送を実施しています。

そんな中、国土交通省は、”2022年をめどにレベル4を解禁する”と
発表しています。

現在は禁止されているレベル4が解禁されると何ができるようになるのか?
それは人が住む地域において、操縦者不在のドローンの自動運転で、
荷物を運んだり、写真を撮ったりできるようになるということです。

よく、未来のドローン活用に登場する、
宅配便なんかをドローンが届けるというやつですね。

機種にもよりますが、現在ドローンは40kg程度の積載と
4時間連続飛行程度の能力があります。

まだまだ法整備を含め、課題はたくさんありますが、
全ての人にとってより良い未来になるといいですね。

いまいちビジネスシーンでは目立った動きがないドローンですが、
このレベル4解禁で、活性化するかもしれません。