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ホンモノ?ニセモノ?

  • 2022年9月12日

世の中には本物か偽物か、
その真贋が重要になる代物があります。
いわゆるブランド物のようなものですね。

そんなブランドの真贋について、
いろいろな見分け方があります。
”ここの裏の縫い目が〇〇だ”とか、
この表面の生地の色目がどうだとか。
ただ、その判定のためには少なくないスキルが必要になります。

さて、そんな特別なスキルを一般化することは、
ITの得意な分野です。
今回紹介するのは、ベアブリックというクマの形をした、
どことなくレゴブロックを連想させるような商品です。
そしてその商品に”NFCタグ”というものを使用し、
自身のスマートフォンでその真贋チェックができるというもの。

この手のタグで問題になるのは、
”タグが出す信号が解析できれば偽物も本物になれる”
ということですね。

もちろん、今回採用された技術はには暗号化などの技術で、
その問題はクリアしていると思います(セキュリティに絶対はありませんが)

メリットは明らかで、
いままで”この人がそういうなら本物だ”という、
一部の人に依存した判断では無く、
誰もが簡単に明確に判断できることは、
その製品の信頼を底上げし、結果として、
製品価値の向上に寄与することでしょう。

いままであるようでなかった、この手の仕組みですが、
今後ブランド物に対する真贋対策のスタンダードとなるでしょうか。

ITで世の中を良くする一歩になればいいですね。