iPhone14が発表されましたね。
何が変わったかというと、
新色と少しのクロックアップ、あとカメラの性能アップ
でしょうか。

Proモデルには、Dynamic Island(ダイナミックアイランド)と名付けられた、
再生している楽曲情報や、メールなどの通知を
カメラホール部に表示する機能が加わりました。
「あれ、これってタッチバーみたい」と思ったのは
私だけでしょうか(笑)
多分次モデルでは消える可能性が高いですが笑

最近はもう慣れてしまった、定番のアップデート内容です。
以前(iPhone7ぐらいまでかな?)は新機種が出るたびに
ワクワクして買い替えてましたが、
最近はそんなこともなくなりました。

”コモディ化した”といえばそれまでかもしれません。
家電化といえばわかりやすいかもですかね。
”今度の扇風機は風量が20%アップして、電力効率も30%アップ!
新色も出たよ!”
と言われても「今の扇風機まだ使えるから」
という感じでしょうか。

「別に現状困ってないし、新しい製品も
目を見張るような新機能は無いし、
バッテリーが持たなくなるまで今の機種を使おうかな。」
というのがおそらく大半のユーザーの心情ではないでしょうか。

iPhoneという製品寿命が、もう末期になっているのでしょうか。
それともスマートフォンという製品ジャンルが。

今思うと、新機種が出るたびに皆熱狂して買い替えていたのが、
ちょっと加熱しすぎだったのかもしれません。

噂されていたタイプCケーブルの採用は、今回も見送られました。
EUの、電子機器類の充電方法をUSB Type-Cに統一するよう義務付ける法案、
通称”USBタイプC法案”が可決され、2024年秋までに施行するという
情勢がありますが、これも次モデルからでしょうか。

そんな”USB-Cを採用するかも”ということだけでも、
いまのiPhoneにとっては大きな変化と言われれるところが、
なんだか寂しい気がします。
他に変わる要素はないのかと。

ガラケーしかなかった時代に、新しい価値観を見せ、
そして普及させていった、まさにイノベーションで社会を塗り替えていった、
そんなiPhoneにはもう出会えないかもしれません。

とはいえ普段便利に使っているiPhoneなので、
これからも大事に使っていきたいと思います。
かつて破壊的イノベーションを巻き起こした、
偉大な端末の末裔として。