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営業支援ツールで何しよか?

  • 2022年7月29日

営業活動を支援する(と言われている)SFA。
SFAとはSales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)
の略ですね。

営業マンがその日に営業した結果を顧客ごとに入力し、
蓄積したデータからより効率的な動き方や施策を打ち出します。

この手のものは経営者には受けが良いですが、
現場にとっては嫌がられます。
自動で蓄積されるならまだしも、
自分の行動を細かく入力する必要があるからです。

大第的に導入したSFAが現場の営業マンの入力負荷が高いため、
徐々に入力件数が減り、過疎って誰も使わなくなるというパターンは
複数の会社で見られる現象ですね。

更に問題なのは、
データが蓄積され、集計まではシステムがやりますが、
そのデータを分析してより良い一手を導き出すのは
人がやる必要があるからです。

肝心の「じゃあこうすればいい」という一番欲しい答えは
結局人が考えなければいけない。

統計情報を見てフムフムと納得しているだけでは、
何も改善されませんし、
現場も苦労して入力したデータが目に見える形で生かされなければ、
入力する意味がないと思っても無理ないですよね。

SFAに限ったことではなくて、
仕事でほしいのは、「じゃあどうしたらいいか」
という答えです。

結果や進捗を可視化するだけのツールは、
つまるところメールとExcelの省力版でしかありません。
省力化したいのであればそれで要件を満たしますが、
解決策がほしいのであればちょっと立ち止まって
よく考えてみる必要があるかもしれません。

欲しいものは何ですか?