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Twitterにnotesが追加されるお話

  • 2022年6月27日

加藤です。

窓の杜より

Twitterがついに最大2,500文字までの長文を投稿可能に ~「Twitter Notes」がテスト開始

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1419849.html

窓の杜より引用

140文字制限が特徴のSNS「Twitter」がついに
長文ブログ機能「Notes」の追加テストを海外で開始したようです。

日本でもTwitterから長文の場合はブログやnoteなど外部へリンクされる場合がありますが、
そこを自社内でユーザーを留めようという施策ですね。

なお、あくまで個人的な感想ですが、これは諸刃の剣の施策のように感じます。

音声共有プラットフォームが話題になったところから、
スペースを追加したのはあくまで既存のテキストコミュニケーションに、
音声をアドオンする形なので結果この分野ではTwitterが生き残ったわけですが、
今回はテキストコミュニケーションの拡張というものになりスペースとは状況が異なります。

Twitterが「文字制限があるからこそ、活発に意見が飛び交う、発信できる」
という特徴で成長してきたもので、実際、ブログなどを押さえて、
SNSツールとしては一つの地位を気づいているわけです。

そこに長文掲載機能を搭載するというのは、
Twitterが作ってきた「気軽なコミュニケーション」を阻害することも想定されるわけです。

こういう「ある程度」成長したサービスをどう再成長させるのか?
というのは様々なアプローチがあるものですが、
「強みを強化する」か「違うものを掛け合わせる」かの選択になるのではないでしょうか?

そうやってみると、今回のものは前者、スペースは後者ということになります。

前回後者をやったので、今回は前者という訳ではないでしょうが、
半年後にこれがどうなっているか?
は様々なサービス運営者にとって貴重なケースになるかもしれません。

今回はTwitterが新たに追加する長文機能「Notes」についてお話いたしました。