みなさん、「1on1ミーティング」という言葉を聞いたことがありますか？
読んで字のごとく、
1対1で行う主に上司と部下で行うミーティングのことです。
「それが何よ？」って感じだと思いますが、
この1on1ミーティング、組織運営やチーム形成の上で
非常に有効と言われています。
「1対1のミーティングならやってるよ」
というあなた、それは”面談”ではないですか？
賞与の評価面談や、人事面談、
1on1はそういった面談とは全く異なります。
1on1は定期的に、比較的短いサイクルで行います。
週に1回、月に1回という感じです。
1回のミーティングは30分程度を目安に。
そこで何を話すか？
・業務の困りごと
・今取り組んでいる課題
・気づきや学び
・キャリア展望
・いま考えていること
などなど、内容は様々ですが、
重要なのは”部下からキャッチアップする”ことです。
上司としてはついつい語ってしまい、
・部下の是正すべき点
・上司のあるべき論
・仕事の進捗確認と遅延理由
などなご、”上司からの発信”になってまいがちです。
これではいわゆるかしこまった面談と変わりませんし、
そんな面談を週１でやられたら、部下にとってはかなりの負担となるでしょう。
部下からの情報をキャッチアップし、部下の成長に繋げ、
組織を潤滑に運営する。
それが1on1の目的であり、効果です。
”部下からぜんぜん情報が入ってこない”、”部下が何を考えているかわからない”
など、思い当たる方は、
一度1on1を行ってみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、深刻な状況を回避できるかもしれませんし、
部下の発現されていないスキルを引き出せるかもしれません。
