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自動化・システム化がいきなりできない皆様へ

  • 2022年4月12日

加藤です。

 

本日は「自動化・システム化がいきなりできない皆様へ」というお話を少し。

これはDXだのペーパーレスだのという話で、
ほら!自動化だ!システム化だ!
とコンサルを呼んではみるものの、
要件定義で挫折するか、
はたまた導入はしてみたものの、
結局元の作業にもどっていて旧システムが停止できない!
なんて話聞きませんか?

これは弊社が現在開発中のソリューションの構想を練っていたときに
まさに感じていたポイントでして、
「作業の標準化・平坦化がシステムより先」というものです。

そもそも作業が属人化していて、
それぞれの作業手順や記録の仕方がまちまちであると、
どうやっても自動化やシステム化なんて夢のまた夢なのです。

では現実論としてどう取り組むべきか?というところですが、
まず、同じ目的に向かう作業の大きなフローを統一する。

そして、作業の中身がそれぞれ工夫はあっても、
記録の残し方は同じ形式にする。

という、現状の作業とシステムをそのままに、
ざっくりと作業フローの標準化だけを実施する。
その際に作業記録は追加のシステムで行うというものです。

過去数十年の間に「作業の標準化」というのは、
多くのトライとエラーが生み出されてきましたが、
失敗の要因は細部まだ標準化しようとしすぎたことではないか?
と私は考えております。

一人一人の自主性の余地は残しながら、
大枠としては同じフローを同じ順序で行う。
そして、途中途中のコミュニケーションは同じ基盤で行う。

これが実現すれば自動化や高度なシステム化への道が見えてくるのです。

現在、弊社では上記のような内容を実現する、
社労士の業務にフォーカスしたソリューションを開発中です。

今後は様々な分野でもご利用いただけるよう検討もしております。

もし、この話に興味を持たれた方は弊社までお声掛けください。