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リモートワークへの思考的DX

  • 2022年2月22日

最近リモートワークの話題が多いのは、
私の周りでリモートワークが増えてきたからかもしれません。

今回はそんなリモートワークの話の中で、
ちょっとおもしろい話を聞いたので是非紹介したいと思います。

リモートワークにネガティブな印象を持っている経営者は一定数います。
その理由は、「本当に勤務しているかわからない」
いわゆる”サボってんじゃないか”という思考です。

そんな経営者のニーズがあってか、
「リモートワークツール」を名乗る「監視ツール」も
一定数存在します。

でもこれって誰も幸せになりませんよね。
監視されるのはもちろん嫌ですし、監視するリソースがあるなら
もっとも前向きなことに使ってほしいです。
出社していたときも監視していたのでしょうか?

そんな中、DXを検討しているある会社の経営陣の方から
こんな話を聞きました。

「リモートワーク時の実際の労働時間は、おそらく出社時の6割ぐらいだろう。
6割の労働で同じ結果が得られて、心理的負担も少ないなんて、こんないい働き方はない。
私達経営陣もそういうふうに頭を切り替えていかなくてはいけない」

素晴らしい発想だと思います。
この会社にリモートワークが導入されたら、きっと生産性が上がるでしょうね。

つい時間だけで考えてしまう労働を結果とリンクさせ、効率化を見出すことができる。
監視ツールにお金と労力を払うこととは天と地ほどの差ですね。

DXを進め、真に生産性を上げるためには、
経営層の脳内DXが必要不可欠のように思います。