仕事をする上でよく言われる「抜け漏れ」

どんな業務であれ、抜け漏れが発生すると、殆どの場合トラブルになるので、
抜け漏れを防ぐために、様々な手立てが講じられます。

また、過去に発生した抜け漏れを防止するため、作業手順が追加になったり、
チェックリストが加わったりしますよね。

そしてみんな大好き再発防止策として、”ダブルチェック”という
スト2で言う波動拳的な牽制技が加わることもありますね(笑)
ちなみにトリプルチェックまでは見たことがありますが、それ以上って実在するんでしょうかね?(笑)

ただ、チェックリストもダブルチェックも、必ずしも上手く行くとは限りません。
なぜならそれを行う(チェックする)のが人間だからです。

”人は必ずミスをします”
まずこの大前提に立って業務プロセスを組み立てる必要があります。

チェックリストやダブルチェックによってミスの発生率は下がるでしょう。
しかし発生率を0にすることはできませんし、
もしそこを目指そうと思ったら、対経費効果を無視した膨大な工数が必要になるでしょう。
(その工数を下請けに待たせる会社もありますが。。。)

さらに悪いパターンとしては、ゼロに近づけることを作業者に依存させることです。

作業者による差は、仕組みがもたらす効果に比べたら微々たるもの。
ミスの回避は人ではなく仕組みで実装すべきです。

その仕組みの実装として効果があるのが、”決められたプロセスによるワークフロー化”
ではないでしょうか。

このフローに従ってミスが発生したらそれはプロセスに問題がある。
そしてプロセスを見直し、さらにスマートなフローとしていく。

そんな環境が一般的になればいいなと思います。