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「はたらく」とIT

  • 2021年11月10日

現代において働く上でITは欠かせないものとなっています。

仕事をする中でほとんどの人がPCをはじめ何らかのカタチでITを利用していると言ってもいいでしょう。
しかしながら、ITはそれを利用するために最低限の知識が必要になります。

仕事 ← IT ← 知識

こんな感じでしょうか。

RPGゲームと同じですねw

魔王を倒す ← 魔王を倒すには銀の剣が必要 ← 銀の剣を得るにはお金が必要 ← 雑魚キャラを倒すとお金が得られる

あっ、こっちのがプロセスが多くなった(笑)

言うなれば

「ITという剣を使って仕事という魔王を倒す」ために「ITの剣を使う知識がいる」

ということかもしれません。

ここで大事なのは

「魔王をたおす」のが目的であって「剣を使う」のは手段であるということです。

魔王が剣以外の方法で倒せるのであれば、そっちの方法で倒してもいいし、むしろそっちの方法の方が簡単なのであれば、わざわざ剣を使う意味など無いのです。

当たり前の話ですが、ことITではしばしばこれが混同されます。

”とにかくシステム導入するんじゃー” ”とにかくクラウドにするんじゃー” ”とにかくAIで・・・(以下略)

新しいワードが日経なんかに乗ると、こんな経営者や上司の声が社内にこだまします。

こんなときはちょっと一呼吸おいて、

・今の業務のどの部分が置き換わり、それによって誰の何が嬉しくなるのか
・何がプラスとして生み出されるのか

を改めて考えてみましょう。

剣のコレクションで終わってしまわないよう、「目的は何だったか」を常に見失わないようにしたいですね。