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30年ぶりに幼馴染と合う。

  • 2024年7月24日

このコラムは壮大な地続きのストーリーですので、前回のまでの記事を先に読んでいただくと流れがわかりますので是非どうぞ。

吉井(ロビン)千博の記事(drink Collectionより)

※5月よりPandAビジネスサポートデスクブログに連載が移動しております。


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自分が20歳のとき、結婚式に来てくれたあと一度も合うことのなかった幼馴染から、FBのメッセンジャーが入りました。

中学校時代にバンドを一緒に組んでいた同級生で、かなり濃密に過ごした仲間です。

「ヨシゴン元気?何してる?ご飯でも行こうよ」と。

※ちなみに自分をヨシゴンと呼ぶのはこいつだけ笑

すすきのでご飯を食べる約束をして再会してきました。

まーーーーー年取ってましたわ。

シワシワの顔で、白髪もたくさん。

でも、面白いことにの脳内再生されるのは当時の顔。それと照準を合わせると何一つ変わらない笑顔がありました。

3時間なんて一瞬。中学の頃から離しがスタートして、互いの30年を語り合うわけですから。

ご飯のあと、ラウンジに行こうよ。と誘われましたが、お酒を飲まないのでそれは断った笑

彼のすごいところは、大卒後に入社した会社で今もしっかりと働いていること。

何度もやめようと思ったらしいけど、ここまで続けてきたらしい。

すごい。の一言。

最近のトレンドは、自分の環境にそぐわなければ会社は辞める。というのが一般的なのかも知れませんが、昭和世代の我々は、会社を辞めるなんて駄目。

その会社で戦士としてボロ雑巾になるのが当たり前。という世代。やめたくてもやめない。が普通。

その中で独立した人間というのは、同級生でも10%いないかも知れません。

私の世代は、団塊ジュニア(第二次ベビーブーム)なので、割合とすれば起業した人間は多いかも知れませんが、それでもマイノリティ。

事実、中高の同級生で独立した仲間は数えられるレベルですもの。

そんな、務め続ける。ということも能力なんだなと今回改めて思いました。

自分の様に気が短く、すぐやっちゃう人間には耐えられない世界。

とはいえですよ。

最近のフリーランサーに多いのは会社務めせずに最初からフリーで動いている子。

これには違和感を感じざるを得ません。

表現がしにくいのですが、業務に関する責任の度合いや、お金の流れについて

(請求から入金まで)の重さが、会社のそれとは違うということです。

会社に務めることで得られる知識もさることながら、対人関係で受ける苦痛も

得られるものの一つだと思います。

独立はいつでもできるので、簡単に辞めるという判断をせずに「社会」の何たるかを

知ってからの独立は悪くないですよ。

ちなみに、人には得て不得手があるので、すべてがこれらのケースに当てはまるわけでもありません。当の私も高卒後12年間お勤めしましたので。

辞めないのも能力。

辞めるのも能力。

成功も能力。

能力=望むものの価値

だと思っていただけるとわかりやすいかも知れないですね。