Breaking News

秘書のファッションと品格

雑誌やドラマなどでも『秘書スタイル』のファッションが掲載されることがありますが、今回は女性秘書として、私が普段気をつけているファッションマナーについて、書いていきたいと思います。

品格

 私が最も気をつけていることは、『品格』です。

清潔感のある上品なものを着用し、姿勢よくさっと歩く。
それだけで1ランク上がります。

 着用するものは前日までにチェックをして、お手入れをするようにしています。

ほころび、汚れ、毛玉、匂いはないか。
シワシワになっていないか。
秘書は人と比較的距離を近くして話すことが多いので、小さなことですが清潔感に繋がります。

 靴先や鞄の角は擦れることが多いので、知らない間に破れたり色が剥げていることが多いです。
まだ使えるから大丈夫、ではなく、修理や補修はマメにするようにしてください。

最近は補修道具もインターネットで手に入りやすいので、自宅に常備しておくとすぐ処置が出来て便利です。

 冬は特に注意が必要になります。

ウール製品は着ていると毛羽立ちもどうしても目立ってきますので、洋服ブラシでブラッシングすることを習慣にするといいと思います。
ブラッシングは、埃も落としつつ毛並みに艶がでますので、ニットやコートの質感が上がります。

 物を大事に扱うことは、長く愛用できるという実利と共に生活を丁寧にすることに繋がり、美しい所作が身についてきます。

 歩く姿勢も、品格を表すのにとても大切です。

私は茶道や華道を習っていた事もあり和服を着る機会も多かったのですが、和服と洋服の時は、歩き方を変えるように注意しています。
そもそも、欧米と日本の文化・習慣は違うからです。

和服は、小股で歩幅を狭くすり足でちょこちょこと歩くことが上品とされる日本文化の服です。

ところが西洋文化ではまったく異なり、着物の歩き方は良くないと見なされてしまうのです。
すり足歩きはお行儀が悪いとされ、狭い歩幅はだらしなく見えてしまいます。

洋服のときは西洋の文化を取り入れた歩き方をしましょう。
服の格を上げ下げするのは着ている貴方自身なのです。
背筋を伸ばし、膝を曲げずに脚をまっすぐ前に出して歩くだけで、上品で質の良い洋服に見えます。

アイテム選び

 企業や社風によると思いますが、基本的にはシンプルなスカートやパンツとブラウス、ニット、ワンピースなど、ベーシックなスタイルを心がけると良いと思います。
色はグレーやベージュ、クリーム色などニュアンスカラーを取り入れると、よりやわらかい印象にもなるのでおすすめです。

 気を付けるポイントは『品格』ですので、アイテム選びにも品の良さをポイントに選ぶと良いと思います。 

 靴については、通勤時などはスニーカーなど歩きやすい靴でも良いと思いますが、仕事中はビジネスとしてパンプスが好ましいと、私は思います。

 社内では健康サンダルのようなものに履き替えて歩いている秘書の方も、よくお見かけします。
全てを否定するわけではありませんが、少なくともお客様の対応をする際などはパンプスに履き替えて対応しましょう。
ヒール高さ5センチ内の黒パンプスやジャケットを会社に1つ置いておくと、何かと対応できるのでおすすめです。

 ストッキングは必須です。
暑い夏でも素足を見せることはビジネスマナーとしてNGとなりますので気を付けましょう。

 バッグやアクセサリーなどの持ち物については、それぞれ企業の社風に合わせることが良いと思います。
例えばブランドものでも、控えめなデザインであれば特に問題ないと思いますが、社風によっては好ましく思われない環境もあるかもしれません。

 無難なのはノーブランドのレザーバッグ、色はベージュか紺などベーシック色が合わせやすいと思います。 
 アクセサリーは、小ぶりで光りすぎないシンプルなものを選ぶと上品に見えます。

コーディネート

 秘書のドレスコードは企業によると思いますが、一般的にはスマートカジュアル、オフィスカジュアルで良いと思います。

『スマートカジュアル』は、ホテルやレストランドレスコードとしても、よく明記されています。
ワンピースでも、スカートスタイルでも、パンツスタイルでも、きちんとしたアイテムを少しだけカジュアルダウンさせたコーディネートです。
イメージとしては、テレビの女性アナウンサーの服装が近いので、参考にされると良いと思います。

 また、上品なコーディネートなら、スーツやセットアップは万人受けする、と思われる方もいると思いますが、秘書の服装はTPOです。

 例えばカジュアルな社風のオフィスにおいて、上司含め社員がカジュアルな服装であれば、秘書だけスーツやフォーマルすぎる服装をしているのは違和感があります。
バランスをとったTPOにふさわしい服装を選ぶようにしてください。

 とは言え、女性にとって洋服はモチベーションを上げることにも繋がります。

周りと合わせてばかりも疲れますし、上手に自分の好きな色、スタイルを取り入れて、気持ちよく1日を過ごし、オフィスでのストレスを吹っ飛ばせる事がいちばんいいですね。

投稿者プロフィール

横居安咲
横居安咲