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リモートワーク時代に取り組むセキュリティとは

こんにちは。宇田津です。

最近は新型コロナウイルス関連でリモートワークが盛んになってきていますね。諸事情で実家に飛行機で帰省し有給をとって月曜の夜に東京に戻ってきました。リモートワークや時差出勤などが求められているので、帰宅ラッシュ時といっても電車は人が少ないかなと思いきや、、、ラッシュアワーは健在でした。

皆さんマスクはしているものの出勤はされているようで、なぜ在宅勤務や時差出勤などをしないのかインタビューしてみたい気持ちになりました。

そこで今回はリモートワークについて少し考えてみたいと思います。

■リモートワークとは

どういう状態のことをリモートワークと呼ぶのかあやふやなところもありますが、そのままの意味だと「遠く離れた場所で働くこと」となります。どこから離れているかというと、もちろん所属している会社のオフィスなので、いわゆる在宅勤務のことを「リモートワーク」と呼ぶことが増えてきたようです。
「リモートワーク」や「在宅勤務」の他にも、「テレワーク」という呼称を用いる場合もありますがテレワークは、テレ(tele=離れた所)・ワーク(work=働く)が語源になっています。電話(telephone)で仕事するという意味ではないですよ。リモートワークは、在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務の総称とも言われますが、言葉の意味にこだわる必要はないでしょう。

リモートワーク、テレワーク、在宅勤務など呼び方の違いはありますが(ここではリモートワークという言葉に統一していきたいと思います)、共通しているのは会社のオフィス以外で仕事をするということ。インターネット環境の普及やテクノロジの進化によって、自宅やレンタルオフィスなど、会社のオフィス以外で働くことが容易になりました。通勤時間が長いとか、子育て等の理由でリモートワークがしたいと思っている方も多いと思いますが、限られた時間はやはり有効に使いたいものですよね。

■リモートワークはしないのか?できないのか?

総務省の統計データは様々なものが公開されているのでご覧になった方もいると思います。平成30年度のデータだとリモートワーク導入企業は19.1%、導入予定7.2%を含めても4社に1社という割合です。その中で在宅勤務は4割弱なので全体からすると在宅勤務はほんの数%といった具合です。

もともとこういった働き方を変えていく流れは、人口減少や生産性向上といった観点から働き方改革ということで以前から始まっていたはずですが、あまり進んでいないのが実態です。東京オリンピックや新型コロナウイルスなどの社会情勢もあり少しは加速すると思いますが、冒頭にお話したように実態はあまり変わり映えしないという印象です。

そもそもリモートワークはしないのか?それともしたくてもできないのか?と聞いてみたくなりますが、おそらくどちらも当てはまるのだと思います。

それではここで少し、よく言われるリモートワークを妨げる要因を5つ挙げてみたいと思います。少しですが弊社での対応も記載します。

  1. セキュリティの問題
    どこからでも社内のシステムへアクセスができるとなれば、セキュリティ面で不安はあると思います。セキュリティの脆弱さは社会的信用を失墜させるので企業としてはそこまでのリスクを負ってリモートワークを進めていくことについては慎重にならざるを得ません。
    弊社ではクラウドサービスを多く導入しており後述するCloudGate UNOを連携させてセキュリティレベルをあげているためスムーズに在宅勤務へシフトできました。
  2. 勤怠や評価など管理上の問題
    リモートワークになれば何時から何時まで働いたという管理が難しくなりますし、働いている姿が見えない分、どう評価すれば良いかという問題も出てくるでしょう。私が所属する営業部隊はアウトプット(売上数字)がメインで働く時間はさほど関係はありません。サボっていれば自分にそのまま跳ね返ってくるのである意味簡単です。とはいえ業務によっては成果の見えづらいものもあるのでどう評価するのかは不公平感という観点からも注意が必要です。
  3. 導入コストの問題
    新しい制度はコストがかかります。在宅勤務の場合はノートPCやスマートフォンを配布する必要があるのか、コミュニケーションツールはどうするのかなど、テクノロジの活用が必須なのでシステム的なコストはどうしてもかかってきます。
  4. 適した業務がないという問題
    何かを作る業務など物理的な作業が必要になる場合、設備が整った場所でないと働けないこともあります。工場での作業や介護や保育などは不向きと言えるでしょう。ただ「自分たちの業務はリモートではできない」と思い込んでいる人がいるのも事実で、実際やってみたらそうでもなかったりします。上司の固定観念から理解が得られないというのも大きな阻害原因と言われています。
  5. コミュニーケション不足の問題
    日本人は顔を合わせて仕事をすることが好きですよね。リモートワークになると必然的に顔を見なくなることが多いですが、この課題はほとんどテクノロジが解決してくれています。コミュニケーションツールは世の中にたくさんありネットワークも安定しているので、どこにいても顔を見ながら仕事ができます。逆に在宅になるとサボる奴が増えるという懸念も生まれてきそうですが、それも大丈夫です!サボる人は会社に来てもサボっています!サボる場所が変わっているだけですね。

■リモートワーク時代に取り組むセキュリティとは

リモートワークは様々な課題があるのも事実ですが、だからやらないでは別のリスクが発生してしまいます。
例えばこのような社会情勢の中で出勤を強制する会社とリモートワークを推奨する会社があればどちらで働きたいかは聞くまでもないですね。人材流出が起こります。また現在は商談もオンライン化が進んでいます。顧客へ訪問したいといってもできない(断られる)なんてこともありますし、こういった会社は別の意味で社会的信頼を失う可能性があります。

とはいえ先にあげた課題を一気に解決するのは難しいので、できるところから徐々に進めて慣れていき、他の業務などにも広げていくという方法が望ましいでしょう。

弊社はCloudGate UNO(クラウドゲートウノ)というセキュリティサービスを提供していますが、お客様からもよくお問い合わせ頂くセキュリティの問題についてまずはここからという対応策を簡単にご紹介したいと思います。

◆クラウドサービスの導入を進めているがアクセスルートを制御したい

リモートワークにおいてはクラウドサービスの利用が不可欠です。セキュリティという観点だと領域が広すぎますが、まず思い描くのは会社のシステムにどんな端末でもアクセスできて良いのかという点ですね。会社で配布した端末、申請された自宅のPCなど少しでも不安をなくし、決められた範囲で利用を開始すればリモートワークも進めやすくなります。

◆複数のクラウドサービスがあるためID/パスワードが増えて利便性が低い

もう1つはID/パスワードが増えてしまうことです。会社の業務は複数のシステムを使いますが、それぞれにID/パスワードがあるととても不便です。スムーズに仕事ができる環境という意味ではID/パスワードを1つにするというのも重要なポイントです。

◆パスワード漏洩の心配があるので認証強度を高めたい

ID/パスワードを1つにして利便性をあげても、その1つが盗まれたら厄介ですね。利用できるデバイスを制限していたとしてもその周りに誰がいるかわかりません。ID/パスワードではなく生体認証を織り交ぜ、本人であるという認証レベルを上げていくことがとても重要です。

だいたいこの3つがお問い合わせとしては多いですが、CloudGate UNOはユーザーごとにルールを決められるので、まずはシステム部門から、次は営業部門からというように段階的に適用ができます。またお得なパックプランもありますので追加費用なく、ユーザーに応じて様々なセキュリティ対策が可能です。まずは利用できる端末を限定し、その後生体認証に変更しようといった具合です。

弊社ではもちろんCloudGate UNOでの認証なのでシステムにアクセスできるデバイスは限定されていますし、生体認証で1回ログインすれば全てのシステムが利用可能になります。そういうこともありローテーションで出勤などもあったりしますが、ほぼ在宅勤務体制となっています。

中小企業になればなるほどリモートワークの導入率が低いという現状がありますが、この国を支える中小企業こそ取り組むべきだと考えます。まずはできるところからですが、日本でもクラウドサービスがかなり普及してきています。その恩恵を最大限に享受するために、リモートワークという観点からもセキュリティ面を考慮して従業員に展開して頂ければ、従業員満足度を高まり、かつビジネスの継続性も維持できると思います。

投稿者プロフィール

宇田津 洋之
宇田津 洋之営業部 マネージャー
某IT会社よりマイクロソフト社に出向し、
プリセールスとして活動。
Active DirectoryやExchange、SharePointなどを中心に
中堅・中小向けのソリューション提案を行う。
現職からは認証基盤のクラウドサービスとして
Office 365やG Suite、Salesforceなど
国内外様々なクラウドサービスと連携し,
マーケットを拡大していくとともに、
営業部マネージャーとして二桁成長を実現。
パートナー企業とのアライアンスを推進し,
連携ソリューション開発を手がける。